丁度好い加減?いいかげん?まぁ適当に

日ごろの思った事や、愚痴、いろいろな事を書いて行こうと思いまする。

海に落ちた。

9月末、深夜魚釣りをしていて、
堤防から海に落っこちてしまいました。(苦笑)


 私、膝が悪くて踏ん張りが利かないのよ。
だから、テトラポッドとか足場の悪い岩礁の釣りは
やっていませんが、堤防なら大丈夫だろう。
って思ってましたが・・・、


釣ったアジが飛び跳ねて、堤防の際で
バタバタしているのを取ろうとし、屈んで膝を
曲げた時、痛みが走ってバランスを崩して・・・
背中から、


どっぽ~ん!!


・・・一瞬火曜サスペンスのシーン
(海に被害者が落ちて沈んでいく所)
と同じ光景が落ちた海の中で見えました。


とりあえず、浮いて、
『マジ!?、海に落ちたわ。WWW』って
個人的に笑っていました。


ここからが問題でした。


意外に冷静だった私。
それが良かったのかも?


ライフジャケット未装着です。(持ってたのですが)
泳げます。
9月末。北陸の海で、水温はもう低め。
寒くて上着着てます。
深夜で誰も助けに来てくれません。
水深は10m以上ある湾内堤防の内海。
靴は海用のゴム靴を履いていました。


とりあえず落ちた竿を堤防上に戻して。
(このまま上がっても拾えないと判断)


・・・寒!冷た!
海の中はまだ良いけど、水面から出る
部分は、風が当たってかなり冷たい。
海の中でもライフゲージが少しずつ
削られていくイメージ(体力・スタミナ的な)
※水温が低いと体が動かなくなっていく


服が重くて沈む~!
うまくやらんと浮くのも長時間は難しい。


地面に足が着く海岸まで泳ぐ体力は
水温と服とか考えるとムズイというより無理。



コリャ下手したら死ぬな。(他の人ならもっと)
って思いながらも、冷静。


とりあえず上がれると考えられる
最寄りの場所からチャレンジするのが
良い(体力的にもドンドン削られる)


船が接岸していたロープをつかんで
とりあえず服の重みで沈んでしまう体を
浮かして深呼吸。


そこから最寄りにある、船の堤防接岸用の
チェーンをつかむことができたので、
それを使ってよじ登りましたが、ここでも
服が邪魔しました。


海水を含んだ服はその重さも半端なく
重くなっています。また水の抵抗を
モロに含むので、水を包みながら
水上に上がる事になります。
(重くて登れない)


私は服を脱ぐ事を考えていませんでしたが
水中で服を脱ぐのも体力が奪われる可能性も
あります。


幸い私は助かりましたが、もし
外堤防だったら、靴が脱げてたら助かって
いなかったと思います。


靴の重要性は
堤防のコンクリート面は貝殻や藻で
砥ぎ砥のヌメヌメ。
素足では深く足を切るだけで登れません!


助かった要因
・意外にとても冷静だった
・内堤防だった
・対応した靴を履いていて堤防に上れた。



さて、
堤防に上がったら超寒い!!!
(深夜、外気温13℃位+風)
着替えをもって来ていたのも良かったです。


で・・・着替えて釣りを継続してました。



しかし、海に落ちたせいで物質的損失が・・・。


・携帯電話
・携帯音楽プレーヤー
・リモコンエンジンスターター
・竿建て
・ヘッドライト
・ランタン


10万円以上の出費です(T。T)


まぁ、他の釣り人に話すと
「よく命助かったな~?」
(普通堤防に上がれない)
って言われますが。


個人的な見解ですと、
泳げない人は、ライフジャケットを!
水温が低い時は泳げる人でも
ライフジャケットを着ないと死ぬ確率は
とても高くなると思いました。
服は重ね着してるだろうし
水温が低いと、どんどん体力を奪われて
海上に上がれなくなる。
(低温で体が動かなくなる)


まぁ勉強になりましたわ。
他の人にも参考になれば、良いと思います。

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